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141131       共産VS公明 

           拉致巡り泥試合



 北朝鮮による拉致事件を巡り公明党共産党が泥仕合を演じている。

 口火を切ったのは公明党。10月14日付の「公明新聞」において、

 「拉致問題と左翼政党の対応」

 というテーマの記者座談会を掲載。その中で、

 「共産党がいつ反省と謝罪をするのか注視すべき問題だ。日頃、
  人権、人道と人一倍騒ぎまわる共産党だが、こと北朝鮮による
  拉致問題となると歯切れが悪い」

 と先制パンチ。

 一方、共産党は同19日付の「しんぶん赤旗」において、

 「事実をねじ曲げた公明党の党略的な攻撃に反論する」

 と題した見開き2ページの特集記事を掲載。更にこれを特別仕立て
の号外に編集し、各地で配布するという熱の入れよう。

 ここで引かないのが公明党。同29日付の「公明新聞」には、

 「なぜ日本共産党は過去の過ちを認めないのか」

 というタイトルで、「しんぶん赤旗」に掲載された記事の矛盾点を
指摘。その内容は、最早、論戦と言うよりも中傷合戦に等しく、来春
の統一地方選を意識しているのは明白。

 両党は被害者そっちのけの猿芝居をいつまで続けるつもりなのか。




(平成14年11月25日号)

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